髙木ビルと奈良県・宇陀市が包括連携協定 締結

髙木ビルと奈良県・宇陀市が包括連携協定 締結

代表 髙木秀邦がサテライトオフィスアドバイザーに就任|BIRTHと宇陀市の相互交流で、地域活性

 不動産の新しい価値づくりを目指す、株式会社髙木ビル(本社:東京都港区西新橋 代表取締役社長 髙木秀邦)は、奈良県宇陀市と包括連携協定を結ぶこととなり、12月16日(金)に、奈良県 宇陀市役所(所在地:奈良県宇陀市榛原下井足17ー3)で締結式を行いました。髙木ビルとして地方自治体との連携協定は3例目となり、首都圏でコワーキングスペースを核としたコミュニティづくりに取り組む髙木ビルのノウハウなどを宇陀市に共有し、人とビジネスの交流を通じて地域活性に役立ててもらうことを目指しています。

■「奈良サテライトオフィスうだ」を来年度開設予定。地域産業振興と認知向上に取り組む

来年2023年度上半期開設予定の「奈良サテライトオフィスうだ」(奈良県宇陀市榛原萩原2448-1)は、大阪や名古屋など都市部から、企業や事業者を誘致し、関係人口の増加を目指します。さらに、市の支援施策を活用し、新たな事業所開設や起業を促し、駅周辺の空き店舗対策や雇用の拡大など、地域活性の基盤づくりを進める場所です。
 また、子育て・介護世代の就労希望者、市外からのワーケーションや短時間利用など、ワークスペースの利用を促進することで新規事業創出に力を入れます。

 髙木ビルは、スタートアップ企業が成長する土壌としてのコミュニティづくりである「BIRTHプロジェクト」を展開しています。
現在、IT、クリエイティブ、官民連携事業、教育、金融、 HRなど様々な業種の人たちがBIRTHを利用し、会員数は、116社(2022年12月現在、フリーランス含む)にのぼり、髙木ビルと会員、会員同士のコラボレーションなども生まれています。

 このたび髙木ビルと宇陀市は包括連携協定を締結し、「奈良サテライトオフィスうだ」事業を活性化できるようサテライトオフィスの開設と運営における知見やノウハウを提供します。
 また、髙木ビルが培ってきたコミュニティづくりや企業との協業ノウハウの共有、BIRTH会員と宇陀市との人材交流など、産業振興と地域経済の活性のきっかけにしてもらいたいと考えています。
 これは、BIRTH会員である「株式会社官民連携事業研究所(本社:大阪府四條畷市 代表取締役社長 鷲見 英利 https://p4rl.com/)」の仲介で実現した連携となります。
 BIRTHと地方行政との連携は、今年6月 宮崎県・延岡市、8月 奈良県・三宅町に次いで3例目となりました。

■大阪市から電車で45分、人口2万8,000人 奈良県 宇陀市は「有機農業」と「薬」のまち

 宇陀市は、奈良県の北東部に位置し、四方を山に囲まれた高原都市で、豊かな自然を有しています。市内には、「女人高野」と名高い室生寺をはじめとした寺社仏閣の数々、重要伝統的建造物群保存地区に指定される「松山地区」といった歴史・文化資源も多数存在します。また、冷涼な気候等から農業が盛んで有機農業推進の先進地区を目指しており、2022年11月には、全国に先駆けて農林水産省が進める「オーガニックビレッジ宣言*」を実施しました。また、日本最初の薬狩の地でもあり、何人もの製薬会社(ロート製薬、ツムラ、アステラス製薬等)の創設者を輩出しています。そんな「薬草のまち」では現在、婦人漢方薬として使用される「大和当帰」の6次産業化に取り組んでいます。更に、2013年度から重点施策としてウェルネスシティを推進しており、自転車などスポーツも盛んな「健幸都市」です。
※有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず地域ぐるみの取組を進める市町村。農林水産省は、2025年までに全国100の「オーガニックビレッジ」創出を目指している。奈良県では、宇陀市が唯一。

◆奈良県 宇陀市長
金剛 一智(こんごう かずとし)
株式会社髙木ビル様との連携により、相互に情報発信や人材交流を行い、宇陀市の特長を活かした取組みを更に進め、地域課題の解決、産業の振興及び地域経済の活性化に繋げていきたいと考えています。
 あわせて、髙木社長様には、宇陀市サテライトオフィスアドバイザーにご就任いただき、首都圏と宇陀市の人とビジネスの交流を進めていけること、大変感謝しております。
 都市と地方を結び、双方の良さを活かしあう、今までにない新たな都市と地方の関係づくりを、髙木ビル様と一緒に行ってまいりたいと思います。

◆株式会社 髙木ビル
代表取締役社長 髙木 秀邦(たかぎ ひでくに)
 髙木ビルは創業60年を超え、貸ビルを中心にレジデンス開発など不動産業としてまちづくりに参加してまいりました。そして、不動産に新たな価値を創りたいと思う中で、“箱作り”と言われるようなハードだけにとらわれない、人・企業に伴走する不動産として、ライフクリエーションブランド『BIRTH』を新規事業としてスタートし、人とコミュニティが中心となる事業展開をしております。
 必要なのは「土壌づくり」で、コワーキングスペースは、「コミュニティースペース」であることが大事です。地域の方々をはじめ、宇陀市でチャレンジしたい方々も、気軽に集えるきっかけづくりができれば嬉しい限りです。

■髙木ビルが進める地方行政との包括連携協定3例目

髙木ビルが地方行政と進めている包括連携協定は、2022年6月に宮崎県延岡市・2022年8月に奈良県三宅町と締結し、今回3例目となります。延岡市との取り組みの一つとして、今月2日〜4日にBIRTH LAB(東京都港区麻布十番)で、延岡市のふるさと納税返礼品を紹介・販売するマルシェなどを行い、多くの人に集まっていただきました。
 このように、地方行政との連携を進め、BIRTHがハブとなって、首都圏と地方、そして、地方と地方の横のつながりを促してシナジーを生み出し、日本を元気にする一助になればと考えております。

■BIRTH事業について https://birth-village.com/

BIRTHは1°でも人生を良い方向へ歩もうと挑戦している人のために、LIFE TERMINALをコンセプトに、地域、環境、教育などとの繋がりを生み、不動産の未来を探求するライフクリエーションブランドです。
神田の地から始まり、麻布十番を中心に共に成長しあえる・新しい価値をつくる、というところからスタートしたBIRTH事業。

昨今の働き方の多様化によって、「ただ仕事をする場所」という定義から人のつながりを生む場所として深化してきました。

~BIRTH LAB~
つながりを重ね、新しいことを生み出すコミュニティスペース「BIRTH LAB」を運営しています。

~BIRTH ACADEMIA~
想いを起点に挑戦する起業家のための経営道場。起業する前の人、起業後に伸び悩んでいる人、やりたいことに着手できていない人などに門を開き、ビジョンの明確化、事業計画・戦略、マーケティング、人事、財務など一気通貫で指導。受講者の想いをビジネスを通じて実現するよう伴走していきます。

~BIRTH IN-RESIDENCE~
仕事と生活の調和ではなく、「住むオフィス」×「働く住まい」のように生活の中にあたりまえのように仕事がある、そんな生活を過ごせるマンションです。

【会社概要】
社  名:株式会社 髙木ビル
設  立:昭和36年4⽉20⽇  代表取締役社長|髙⽊ 秀邦
本  社:東京都港区⻄新橋一丁目7番2号
電  話:03-3595-1221
加盟団体:社団法人日本ビルヂング協会連合会/一般社団法人東京ビルヂング協会
事業内容:オフィスビル・マンション・駐車場の開発・賃貸ならびにその管理運営業務
関連会社:❶ 株式会社TAKAGIプロパティ
     (東京都港区西新橋一丁目7番2号 虎の門髙木ビル9F)
     ❷ 宅地建物取引業者 東京都知事(11)第38607号株式会社TAKAGIパートナーズ
     (東京都港区麻布十番二丁目20-7)
U R L:https://t-bldg.jp/

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